2005年にショップをオープンする前、ホテルのマリンスタッフだった私は
「海のコンディションが悪くマリンメニューが開催できない時になにかお客様を楽しませなさい」
という部長の命令で三線体験教室をスタートさせたのでした。
すべてが手探りで最初はなかなか一時間でお客さんに弾けるようになってもらえず、部長にも「こんなではメニュー化出来ない!」と厳しく言われる始末(涙)
もちろん同僚や先輩にも
「マリンスタッフが出来る事じゃないよ・・」
「もう海と関係のない事は止めてもっと船舶の技術を磨け!」
とどうせ出来る訳がないとみんなに言われてました(もともとマリンメニューが全然こなせない駄目インストラクターだった事も大きいのですが・・・)
しかし「三線は楽しいものである」という信念もあり、また悔しい気持ちもあったのでそこからどうすれば一時間で三線が弾けるようになるかを来る日も来る日も模索しました。
馴染み深い童謡の譜面を起こしたり、ドレミの音階を付けてみたりと試行錯誤を重ねるうちに段々とコツが分かってきてお客様を楽しませる事が出来るようになりました。
そしてメニュー化して2ヶ月目にお客様から御礼の手紙を頂き、部長からも
「山崎、よくやった!」
とはじめてねぎらいの言葉を頂きました(飲み会の席で私も部長もかなり酔っぱらってはいたのですが)
「ああ、人に楽器の楽しさを伝えると自分もこんなに感動するんだ・・」
この時の熱い気持ちがその後の私の人生を決定付けました。
ただ三線を売るのではなく、分かりやすいマニュアルがあり、お客さんと弾ける楽しさを分かち合える部活のようなショップを作ろう!
しかし最初は広告やショップを出すお金もないので、まずは国際通り(沖縄一のおみやげ街)での道売りからスタート。
もちろん教える場所も折りたたみイスを広げてその場で教室開催です。
最初にお客さんを迎え入れる時も案の定「ここでやるの?!」って顔をされていたのですが終わる頃には「三線楽しいね。1本買ってくよ」ととても優しい笑顔でおっしゃって頂けた事。ありがたい気持ちと同時にこんな場所でも楽しさは伝わるんだという三線の魅力に対して更に確信を持てた事は今でも忘れません。
これはもっと多くの方へ楽器が弾ける楽しさを伝えたい。こんな場所(そりゃ路上ですから)では駄目だと一念発起し来る日も来る日も仕事に打ち込みました。
しかし立ちあげたばかりでスタッフが雇えるだけの売上はおろか、自分が食べて行けるかどうかもままならない訳ですから、朝7時からから組み立て、カラクイの削り、梱包作業、午後には国際通りに出向き路上販売、夜間はホームページ製作、という生活。
ワンルームのアパートがショップ兼オフィス兼自宅、店長兼営業兼、事務兼、製作すべて自分。あくびをする暇も場所もない1年半でした(笑)
しかし仕入れ、広告などで出費は重なりもう貯金は本当に10万円を切って
「もう来月にはバイトをしないとやっていけないかもしれない」と覚悟もしていた矢先に、少しずつ教室を受講されたお客様がお客様を紹介してくださり、結果ホームページと念願の体験スペースを持つ事が出来、同じ志を持てるスタッフも雇う事が出来たのでした。
皆様、本当にありがとうございます。
この恩返しのつもりで、皆様の抱えるお悩みやお困りの点を、皆様にとって最良の形で解決出来る様心がけておりますのでどんな点でも気軽に御相談下さい。

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東京の音楽専門学校を卒業後、2001年6 月より南国の風景、文化に強くみせられ、沖縄移住、うるま市(旧具志川市)にて生活を始める。三線もその頃近所のおじさんから手ほどきを受ける。
いくつかの仕事を転々としたのち、読谷村のホテル日航アリビラ事業部に2003年6月に入社。この頃本格的に古典音楽教室に通い始める。 1年間はマリンスタッフとして従事するも、三線が弾ける事を活かし、浜辺の三線体験教室を企画、2004年6月よりスタートさせる。
2005年12月までに、延べ1000人以上のゲストを動員、教室を受け持つ。
2005年8月には琉球古典芸能コンクール三線の部で新人賞を受賞。
三線体験教室での豊富な実体験を元にどうしたら初めて三線を触る方に楽しく、分かりやすく学んで頂けるかを日々模索し、ポップス三線譜面・ドレミ音階付ポ ジションシールなどを考案・製作する。
体験教室で築きあげたノウハウを元に2005年12月遊び感覚で気軽に楽しめるオリジナルウッド三線と地元沖縄の方から絶大の支持を誇るコザの三線職人が作る三線販売・どなたでも簡単に三線の楽しさが分かる体験教室のお店・ASOVIVAを立ち上げる。
2006年11月には
「海を眺めながら様々な三線の音色に触れてのんびり島時間を満喫して欲しい」
をコンセプトに読谷ギャラリーを読谷村長浜にオープン。
既存の三線店にはないカフェ風の空間と美しいロケーションでマスコミからも注目を
集め多数取材を受ける。
現在、野村流音楽協会コザ支部会員。
野村流音楽協会師範、金城光信氏に師事。
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